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【クリスぺ】Cryptospellsとは?始め方からデッキ編成まで徹底解説!

個性豊かなキャラクターデザインとスピーディーなバトルシステムが話題を呼ぶCrypto spells。クラウドセールも大成功を収め波に乗るこの本格dAppsカードゲームを概要から遊び方、デッキ編成に今後のロードマップまで徹底解説していきます!

Crypto spellsとは?

Crypto spells(クリプトスペルズ)、通称クリスぺはCrypto Games株式会社が運営する国産のブロックチェーンカードゲームです。iPhoneおよびAndroidアプリも公開中です。

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先日(2019年7月)行われたクラウドセールで初日から600ETH(およそ2000万円)以上を記録するなどその勢いはとどまること知らず。8月には第2回セールも予定しています。

編集部も0.3ETH使ってカード2枚買っています。ここまで面白いとは思っておらず、もっと買っておけばと後悔…(笑)

さらにマイクリ(My Crypto Heroes)が提供するブロックチェーンゲーム開発支援プログラム「MCH+」(マーケティングやファイナンス等の支援)の一員でもあることからその安全性や将来性も非常に高いdAppsであると言えます。

MCH+の詳細はこちらから。

このパートナーシップによってMCHとのコラボキャラクターマッチ売りの少女(マイクリ側ではアンデルセン)も発表されました。世界初のNFT(Non-Fungible Token)コンバートということでその注目度は更なる高まりを見せています。

NFT(Non-Fungible Token)とはイーサリアムのERC721規格に基づく「代替不可能」なトークンであり、dAppsで扱われるアセットの多くはこれに当てはまります。固有なデータをブロックチェーンで管理することでそのトークンの「唯一無二」な価値が担保される、というものです。

また、TwitterMediumでも随時情報が公開されているので要チェックです!

クリスぺの始め方。おすすめはやっぱり手軽なアプリ版!

それでは早速クリスぺを始めていきます。先述したようにPC・モバイル両方に対応していますが今回はスマホで手軽に遊べるアプリ(iPhone使用)からの始め方を紹介していきます。

まずはApp storeからからアプリをインストール。Android版PC版も同じ仕様なのでご安心を。

アプリを起動するとウェブページ同様のトップページが開きます。「クリスぺを始める」をタップするとアカウント作成画面に進むのでパスワードを設定しましょう。

パスワード設定が完了すれば続いてログイン画面へと進みます。ログインにはTwitterアカウントが必要となります。IDやパスワードをしっかりと控えておきましょう!

バトルシステムについて

バトル自体はオフチェーンなのでウォレットの開設もETHの入金もクラウドセールに参加しないのであれば不必要!さすがマイクリパートナーといったところですね。

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アプリ版であれば画面横からウォレットを開くことができます。アプリ自体にウォレットが内蔵されているという初心者にぴったりの設計ですね。

PCの場合は自前でメタマスク等ウォレットのインストールが必要となります。詳しくはこちらから。

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デッキを選んで相手とマッチングしたらクリプトスペルと手札交換(初期手札は3枚)を行います。

先攻の場合は1枚ドロー、後攻は3枚ドローし、マナは1からスタートしていきます。先攻の場合でも召還したユニットが速攻の場合(一角獣など)は初ターンから攻撃可能です。

25ある相手リーダーの体力を0にするか、デッキが0になり相手がドローできなくなった場合勝利となります。

また、召喚フェイズやバトルフェイズのように行動が区切られていないのもクリスペの大きな特徴です。攻撃して召喚、また他のユニットで攻撃、そして呪文発動、と自由に行動することが出来ます。

6つの文明と4つのレアリティ

クリスぺには6つの文明(正確には5つと中立カード)があり、中立カードはどんなレアリティであっても各文明のデッキに組み込むことが出来ます。

レアリティはブロンズ、シルバー、ゴールド、レジェンド(その中でも特別なリミテッドもあり)と4種類が用意されており、ブロンズ以下にも既に配布されているノーマルカードも多く存在しています。

中立カードを除くブロンズ以上のレアリティはそれぞれ決められた文明のデッキにしか入れることが出来ず、レジェンドに関しては枚数も1枚までと定められています(その他カードは2枚まで)。

また、カード自体の種類としてもDragonやBeastをはじめとしたユニット(モンスター)とマナクリスタルやクリプトスペルをはじめとした呪文(Spl)カードの2つがあります。呪文はユニットとして場に残らない分その効果はどれも強力なので効果的に使っていきましょう。

後述しますが、タイトルともなっているクリプトスペル(ズ)とはバトル開始時に選べる(各デッキ2種類用意)切り札的呪文で各文明ごとにその効果は異なります。

初期手札から保持出来るのでカードゲームとしては致命的な「切り札が引けない!」という事態には陥らないので安心です。それでは各デッキの特徴から紹介していきます。

初期デッキについて

クリスペでは登録直後から5つのデッキが既に用意されているのですぐに遊ぶことができます。色のイメージ通り(?)速攻の赤、魔法の青、妖精の緑、鉄壁の白、そして墓地利用の黒と各文明毎にその戦い方はかなり異なります。

速攻の赤、フェルトゴルトデッキ。初心者オススメスピード勝負!

最初に紹介する赤デッキは速攻(召喚ターンから攻撃可能)を軸とするスピード勝負のデッキです。

切り札呪文である「クリプトスペル」はダメージ系の「フェルトゴルト」。1マナの方はユニット1体い2ダメージという気軽な呪文。一方3マナの方は6ダメージと大抵のユニットは除去できる強力なものとなっています。

マナとは、毎ターン溜まっていくカード使用のためのコストポイントでことで10マナが上限となります。マナクリスタルを使用することで10マナを超えることが出来ますが、マナクリスタル補充系のカードをもっていない場合は1バトル1枚しかマナクリスタルを使うことは出来ません。

採掘(ガチャ)で当たるオススメのブロンズカードは「燃焼死体」と「伏兵」。

燃焼死体は召喚時各リーダーに2ダメージ与え、ステータスも3/2(攻撃力/体力)と2マナには申し分のない数値。デザインのリアルさもグッドポイントです(笑)

一方の伏兵は全ての味方攻撃力を2上げるという必殺技級の呪文。3体以上味方ユニットが残っていれば是非とも使いたいところ。

戦い方としてはフェルトゴルトや速攻のグリフィンでテンポ良く相手のHPを削っていきながら強力なユニットが出てきた場合にクリプトスペルで確実に除去して最後はバロンでトドメ、といった形になるかと思います。

なぜこの赤デッキが初心者にオススメかと言うと何よりプレイングが簡単だからです。クリスぺは1ターンの行動を15秒以内に収めな出ればならない(オーバーするとその途端に相手ターンへ)ためじっくり考えながらのプレイはほぼ不可能と言えます。

こんな感じでタイムマネジメントうまく出来ないとマナクリスタル使ってせっかく増やしたマナを使いきれない事態に陥ってしまうことも…(笑)

そのためひたすら殴って邪魔者が出てきたら呪文で除去、といったシンプルな戦いが出来るフェルトゴルトデッキがオススメというわけです。また、遊戯王のトラップカードやデュエマのシールドトリガーのような反撃カードがクリスぺにはほとんどありません。

自分ターンに不意な反撃を受けることがないクリスぺのシステムを鑑みても赤デッキは扱いやすく、多数の低コストユニットによる安定性からいわゆる「手札事故」の少なさも魅力の1つとなっています。

相手として戦う場合、雑魚一掃が可能な「毒吐きインプ」(ブロンズ)の活用や前衛の活用が鍵となってきます。また、クリプトスペルの除去の餌食にもならないよう、大型ユニットの扱いには気を付けたほうが良いでしょう。

前衛とは、いわゆる「ブロッカー」のことで、そのユニットが倒されない限り相手は前衛のみにしか攻撃することが出来ない、という役割を指します。前衛の中には攻撃行動が出来ない守備専門のユニットもいるので注意が必要です。

dApps portal編集部の編成はこんな感じ。リプレイ動画からも分かるように相手ユニットを叩くようなことはほとんどありません。「攻撃は最大の防御」とは良く言ったものですね(笑)

相手はたまらず相討ちを狙ってくるのでダメージを食らうことはほとんどありません。低コスト主体である分決定打が少ないのが難点。「伏兵」(味方全ての攻撃力2アップ)を上手く使いたいですね。

魔法の青、シーラデッキ。マジックボトルでバトルを有利に!

続いての青デッキはマジックボトルという特殊なSplカードを駆使して戦うかなり特徴的なデッキです。

マジックボトルには「3回復」(1マナ)や相手ユニットに3ダメージ(2マナ)など種類豊富な呪文があり、多くの場合手に入るカードもランダムとなっているため運要素が強いデッキであるとも言えます。


シーラのクリプトスペルは2マナの「2枚ドロー」か6マナの「手札上限までのマジックボトル補充」となっていますが、やはりオススメは後者のマジックボトル補充ですね。

手札は9枚まで持てるので、それに近い数を補充できればかなり優位な戦況を作り出すことが出来るでしょう。

採掘で当てたいカードは「アーケロン」と「氾濫する魔力」。

アーケロンは体力9の大型の前衛ユニットなので除去呪文でも食らわない限り当分は足止めを任せられます。互いに前衛が並び立った際には直接ダメージのマジックボトルが有効であるため、相性は抜群です。

氾濫する魔力は相手ユニットおよびリーダーにランダムで合計7ダメージ与えるというもの。ほとんどユニットのいない場面で使用すれば相手を一気に瀕死状態まで持ち込むことが出来る強力カードです。

さらに相手に3枚ドローさせる「ハンプティダンプティ」という曲者がいるのも青文明の特徴の1つ。うまく使いこなせれば動画のようにデッキ枯渇での勝利も出来ちゃいます。

手札がある状態でドローするとそのカードは自動的に墓地へと言ってしまいます。キーカードを落とさないためにもシーラデッキを相手にする場合はあまり手札を持ちすぎないほうがいいかもしれませんね。

dApps portal編集部の編成はこんな感じ。動画のように手札を溢れさせるなどハンプティダンプティとシーラをどのタイミングで使うかがプレイングの鍵となります。

どちらかというと長期戦向きなので赤や緑とは相性悪いかもしれません。インプは軽打ちせずここぞという時までしっかり握っておきましょう!

 

妖精の緑、アルベリッヒデッキ。火力アップで総攻撃!

この緑デッキ、今のところ編集部お気に入りのデッキでもあります。何といってもとにかく攻めやすい!緑の真骨頂である「増殖」×「パワーアップ」は全体除去の少ないクリスぺにおいて使いやすさは抜群。

中速攻という表現が相応しいであろうこのデッキは味方の能力(主に攻撃力)アップに秀でたカードが多いのが特徴です。「聖域のエルフ」でアタッカーの頭数を増やしパワーアップからの総攻撃はなかなか相手も止められません。

アルベリッヒのクリプトスペルは2マナの「両ステータス2アップ」か「5マナの全ユニットのステータス2倍」の2つ。後者は相手ユニットも含まれるため使いどころはかなり難しいですがその分ハマった時の威力は超強力。

一方2マナのアルベリッヒ使用でも十分強力な呪文であることは間違いありません。1マナのゴブリンに使ったとしてもステータスは(4/4)ですからね。侮れません。

採掘で手に入るオススメカードは「遠吠え」と「マンティコア」。

遠吠えは味方全てのステータスを(1/1)アップするというSpl。クリプトスペルが2マナの方を使う場合、味方ユニット全アップのスキルは必須ものです。体力も上昇する分生き残りやすさも上がるため相手にとっては脅威そのもの。

一方のマンティコアも同様に「味方全てのステータスを(1/1)アップさせる」というものですが自身も(7/5)というフィニッシャーとして申し分ない性能を誇るため勝率はグンと上がります。

天敵は何といっても「毒吐きインプ」。体力1であるエルフは量産しても1枚で一掃されてしまうためなるべく量産と同時にパワーアップも済ませて生き残りを図っておきたいところ。

ユニットとSplを使う回数が他デッキよりも多いことから手札枯渇になってしまうこともしばしば。そのため「採集」を始めとしたドロー系カード、いわゆる「ドロソ」は多めに入れておいたほうが安心でしょう。

dApps portal編集部の編成はこんな感じ。動画のように相手に前衛がいない状態で5マナアルベリッヒを使えれば一気に押し込めるロマン爺デッキです(笑)

鉄壁の白、オクデッキ。前衛のアタッカー化で猛反撃!

このオクデッキ、個人的に一番難しいしカードもある程度は必要になってきます。というのも、オクのクリプトスペルが何とも使いにくい!(笑)

「ティンカーベル(0/2)2体召還」(1マナ)と「味方全てを8回復」(3マナ)という二択ですがどちらを選ぶべきなのかも悩みどころ。

そもそもの白デッキのコンセプトとしては「騎士の誇り」(ユニット1体の攻撃力を体力と同じ値にする)が代表されるように高体力ユニットのアタッカー化が肝となります。そのため採掘は必須です。

その騎士の誇りをティンカーベルに使えば(2/2)かつ前衛というオールラウンダーが完成しますがそれまで。1マナのゴブリンにさえ相討ち食らってしまうので実用性は低めですね。

一方の「味方全てを8回復」は使うタイミングの難しさが異常。

黒月の腐竜や歴戦のパラディンのように自らにダメージを与える高体力ユニットに騎士の誇りと併用で軽いコンボとなりますが3枚揃えることや8という数字の大きさに出し惜しみしてしまう事態もちまちま。

うまくプレイングが進み場を制圧できればリーダーとしてもフルに近い体力で勝利を収めることが出来るほどその守備力と回復力には目を見張るものがあります。騎士の誇りやパラディンは必須カードなので当たったら使ってみましょう!

dApps portal編集部の編成はこんな感じ。基本的に「図書館の魔女」や「溶岩の魔神」のように体力>攻撃力のユニットを多くいれて誰でもアタッカーになれるようにしています。



それでもやはりおすすめは「黒月の腐竜」ですね。動画のように上手くアタッカー化出来ればかなり強力。デザインもかっこいいですね(笑)

墓地利用の黒、リッチデッキ。肥やして肥やして一撃必殺ロマン砲!

最後の黒、リッチデッキは闇文明の十八番とも言える墓地肥やしが基本戦術となります。

というのもリッチのクリプトスペルが「墓地の枚数分相手リーダーにダメージを与える」と癖はありますがかなり強力な呪文となっているためです。

しかし発動には13マナが必要となるのでマナクリスタル最低でも3枚は必須。つまり初期デッキではどんなに頑張っても発動出来ません。編集部も最初は戸惑いました(笑)

そのため採掘にて「パンダの宝石打ち」等マナクリスタルサーチカードを当てておく必要があります。

13マナ溜められる状態にまで持っていければ大ダメージは確実でしょう。そこで勝利なんてこともザラにあります。そのためいかにそこまで耐えられるか、がこのデッキの焦点となります。

前衛を並べて長期戦を図ったり、マナクリスタルを大量に仕入れて早期発動を目指したりと様々な方法がありますがキーカードとなるのは「屍の魔術師」でしょう。

このカード1枚で最大3枚の墓地肥やしが出来るのでかなり優秀です。2マナという低コストもグッドポイント。採掘で是非2枚当てときたいカードです。

dApps portalの編成はこんな感じ。動画のようにマナクリスタルサーチとドロソは多めに入れて早めのリッチ砲を狙います。速攻が苦手な分、インプ召還のタイミングは気を付けたいところ。

 

ロードマップについて

公式サイトにて2020年までのロードマップ(事業工程表)を提示しています。現段階(2019年7月現在)においては正式リリースまでが達成されていますね。

次の施策としてマーケットやランク戦の開始が予定されているのでかなり楽しみです。土台固め時期とされるこの3Qでどれだけユーザーを定着させられるかが今後経済圏の拡大に大きく影響していくでしょう。

先述したようなマイクリのほかにも外部取引所「opensea」や日本初のブラウザウォレット「tokenPocket」とも同じ経済圏を有しており、そのエコシステム拡大は疑いようのないものと言えるでしょう。

詳しくはこちらから。

個人的感想としても今までのdAppsゲームのなかで1、2を争うこのクリスペ。今後も目が離せません。最新情報や攻略記事は随時アップしていく予定です!

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編集部オススメのdAppsゲーム「イーサエモン」

編集部おすすめのdAppsゲームはイーサエモンです!日本語にも対応しており、登場するモンスターも可愛く、初めてdAppsゲームを触ってみるという方には特にオススメです!

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