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Decentralandとは?
DecentralandはVR技術を用いて3Dの仮想世界を構築していくdAppsゲームです。イメージとしてはマインクラフトやシムシティ、どうぶつの森に近いかと思います。一時期はセカンドライフというオンラインゲームも話題になりましたね。
また、タイトルともなっているDecentraという単語はdApps(Decentralized Applications/分散型アプリケーション)から来ており、読み方は”ディセントラ”となります。若干の言いにくさは否めませんね(笑)
Decentraland基本データ
(2019年6月現在)
公式サイト | https://decentraland.org/ |
YouTube | https://www.youtube.com/channel/UCLXcTgzr05cFZaN972nuEXw |
Blog | https://decentraland.org/blog/ |
https://twitter.com/decentraland | |
Discord | https://discordapp.com/invite/9EcuFgC |
プラットフォーム | イーサリアム |
トークン | MANA |
MANAとは?
Decentraland上で使用される通貨はMANAと呼ばれる独自トークンが採用されています。プロジェクト自体がイーサリアム建てであるのでMANAもゲーム内にてETHと交換することができます。
MANAは多くの取引所にて上場がされており、その価格は2019年6月現在において約0.059ドル、つまり6.3円での取引となっています。時価総額としては約6.6億円でLOOMに次ぐ98位につけています。
Decentralandの始め方
まずはhttps://decentraland.org/
公式サイト
アクセス。色鮮やかなオープンワールドが出迎えてくれました。ここを冒険出来るようになる、想像しただけでワクワクしますね!
画面にしたがってスクロールしていくとstart buildingの画面にたどり着きます。さらにスクロールすればMANAなどの説明も読むことが出来ますね。
Builderにて構築を体験!
https://builder.decentraland.org/
start building、若しくは画面左上MARKETPLACEの隣Builderにてお試しが可能(PCのみ)となっておりチュートリアル動画もLEARN MOREにて観れます。
はじめに土台となる地面のサイズを1Parcelから最大32Parcelsまでの範囲から選択します。1区画とは言えど設置できるアイテム1つ1つはかなり小さいのでまずは1Parcelから作ってみることをお勧めします。
種類様々な家具や木々に加え、中国の干支(豚)をモチーフにした置物に海賊船チックなアイテムも使用できます。配置方法は非常にシンプルで、アイテムを選択してドロップするだけ。かなり感覚的に構築を楽しめます。
さらに、クリプトキティーズの開発チームが提供する新作ウォレットDapperを用いることでキティーズやイーサエモンなどウォレット内のアセットも配置することが出来ます。
DapperはMETAMASKと併用することが出来ません。クロームの設定からMETAMASKをオフにしましょう(以下のページでやり方解説しています)。削除ではないのでデータが消えることはありません(ログアウトはされます)。
試しに1Parcelで作ってみました。テーマはチャイニーズリゾートです(笑)各区画サイズに応じて配置できるアイテム数に制限がある模様。1Parcelですとこれくらいが限度でした。
イーサエモンとキティーズも置いてます。まだパネルでの出演ということで感動は薄いです(笑)早く3Dで実装されて一緒に歩きたいですね!
ゲームの舞台となるlandが手に入る!MARKETPLACE
続いて土地の売買が可能なMARKETPLACEから解説していきます。ここではほかのプレイヤーが保有する土地を購入することができます。2LANDと赤く光る出品は文字通り2区画の同時購入が可能です。
当然その分値段は高くなりますが8LANDや16LANDの出品もあるのでまとめて土地を保有しておきたい!という方にはオススメです。
また、言語選択は右下のドロップダウンリストから行えます。日本語対応もされているのは嬉しいですね。
Watch the tutorialでYouTubeによるマーケットレクチャーを閲覧できます。VIEW MOREを選択することで値段ソートや出品の種類(Parcels:1区画、Estates:複数区画)など、より細かい設定での検索が可能となります。
【?用語解説①?】
パーセル:区画。ジェネシスシティを区分けした単位。
ランド:区分けされたパーセルにある土地。1ランド100㎡。
シーン:ランド上にあるオブジェクトを含んだ全ての空間。
エステート:複数のパーセルをまとめた区画の集合体。 pic.twitter.com/AYBAIba6ac— Decentraland日本[公式] (@Decentraland_JP) 2018年10月5日
ParcelやEstatesについてはDecentraland日本公式Twitterさんが解説してくれていますね。しかし現在(2019年6月)において日本チームは解散してしまっている模様。復活を願うばかりです。。。
さらにGET STARTEDを選択することでDecentralandの最初の都市「GenesisCity」(後述)全体のマップが参照できるAtlas(地図帳)のページへと飛ぶことができます。
マップ上に水色に表示されているものが購入可能な土地となっており、土地によってはローンを申請することも出来ます。重要な場所となる緑(Genesis Plaza)や青(District)の地区付近はやはり高騰傾向にありますね。
安いものだと10000MANAほど(2019年6月現在のレートで6万円程度)ですが、区画によっては億単位で取引されたものもあるためこの機能は必須レベルでしょう(笑)
こうして土地を保有することでその区画を自分好みのオープンワールドを構築していくことが出来ます(現在はまだ所有権を確保できるだけで編集は不可)。
もちろん土地を保有していなくてもDecentralandの住人として遊びに行くことは出来ます。とりあえずは私もその立場からDecentralandを見守っていきたいと思います。
Decentralandの”最初の都市”GenesisCityとは?
先ほどAtlasのマップにて青や緑色で表示されたエリアは重要な拠点であると説明しましたが、上のマップのようにPlaza(この世界への入り口)とDistrict(各文化が形成された地区)のエリアとなっています。そのためこれらの周辺の土地は価格が高騰するなどその重要性を裏付けています。
各Districtについてはイーサエモンプレイヤーであるかい~のさんが以下記事で全地区39個を調査してくれています。
【記事更新】ディセントラランドの全39地区を紹介します?今後、多くのプロジェクトが流入することが予想され、とても大きな潜在市場を感じました?どんな世界になっていくのかたのしみですZ!#ディセントラランド #decentralandhttps://t.co/LqaZUxm5bo
— かい~のキャッツ?イーサエモン (@kainokainokaino) 2019年6月1日
一部を抜粋しますと、カジノをはじめとしたエンターテインメント施設が軒を連ねるVEGAS CUTYや各ハイブランドショップでの買い物体験が出来るFASHION STREETなどが展開していく模様です。想像以上の世界観!本当に楽しみです。
イーサエモン他多くのプロジェクトと提携!
Decentralandは先述の通りイーサエモンとパートナーシップを組んでおり、動画にあるような3Dバトル観戦や新しいイーサエモンの発見(アドベンチャーモードとの連携)が発表されています。Decentralandの世界を一緒に歩けるようになるかもしれませんね!
イーサエモンの他にもアクシーやジリカ、Kyber Networkなどなどその他多くのdAppsおよび仮想通貨系のプロジェクトと提携しており、各ゲームとのクロスオーバー(アセット交換や共演)も相まってその将来性は非常に明るいものと言えるでしょう。
編集部おすすめのdAppsゲームはイーサエモンです!日本語にも対応しており、登場するモンスターも可愛く、初めてdAppsゲームを触ってみるという方には特にオススメです!